夏の風物詩といえば、そう──流しそうめん。でも「竹なんてどこで手に入れるの?」と諦めていませんか?
実は、ペットボトル・牛乳パック・プラダン・雨どい・PPシートなど、身近な素材で十分に楽しめます。
この記事では、素材ごとの作り方を詳しく解説します。子どもの夏休みの自由研究にもぴったりですよ!
流しそうめんに必要な「3つの要素」
どの素材を使う場合でも、以下の3点を押さえておけばOKです。
- レーン(そうめんが流れる溝)
- 傾斜(水が流れる角度 = 目安は約4〜5°)
- 給水(ホース・ペットボトル・蛇口などで水を流す仕組み)
傾斜は段ボール箱・椅子・脚立など家にあるものを組み合わせて作れます。
① ペットボトルで作る流しそうめん台
難易度:★☆☆ 費用:ほぼ0円
必要なもの
- 2Lペットボトル 3〜6本(1mあたり3本が目安)
- カッター・はさみ
- ビニールテープ(幅広)
- 台・段ボール箱(傾斜を作る用)
作り方
- ペットボトルのキャップ側と底を切り落とし、筒状にする
- はさみで縦半分に切り、半円状のトレイを作る
- 2枚を少し重ね合わせ、ビニールテープでしっかり固定する
- これを繰り返し、必要な長さまでつなげる
- 切り口をビニールテープで覆ってケガ防止の処理をする
- 段ボール箱や椅子を重ねて傾斜をつけ、レーンを乗せれば完成
コツ:凹凸の少ない、固めのペットボトルを選ぶと水が漏れにくくなります。同じ形・サイズのボトルで統一すると接合がスムーズです。
② 牛乳パックで作る流しそうめん台
難易度:★☆☆ 費用:ほぼ0円
小さな子どもと一緒に作るなら牛乳パックがおすすめ。
切り口が鋭利になりにくいため安全です。
必要なもの
- 1L牛乳パック 数本(よく洗ったもの)
- はさみまたはカッター
- 幅広テープ(養生テープ・ビニールテープ)
作り方
- 牛乳パックの上部と底面を切り落とし、縦半分に切る
- 2枚を少し重ね、表面側をテープで貼り合わせる(重なりを多めにすると水漏れしにくい)
- 必要な長さになるまでつなげていく
- 余った牛乳パックで輪状のベルトを作り、レーンが横に広がらないよう数か所に取り付ける
- ティッシュボックスや子ども用椅子で高さを調節して傾斜をつけたら完成
コツ:つなぎ目は「上流側のパックの下に次のパックを重ねる」のがポイント。逆向きにすると水が漏れやすくなります。
③ プラダン(プラスチックダンボール)で作る流しそうめん台
難易度:★★☆ 費用:500〜1,000円程度
軽量で防水性が高く、カーブも作れるのが最大の特長。ホームセンターでブルーや白など色も選べるので、見た目もおしゃれに仕上がります。
必要なもの
- プラダン(90cm×60cm) 2枚程度
- 1.5Lペットボトル 数本(輪っかを作る用)
- ビニールテープ
- はさみ・カッター
作り方
- 1.5Lペットボトルを約3cm幅の輪切りにして、輪っかをいくつか作っておく
- プラダンを縦4等分に切り分け、裏側のみ一定間隔で縦に切れ込みを入れる(空洞3つおき)
- プラダンとペットボトル輪っかの切り口をビニールテープで覆ってケガ防止
- プラダンを半月状に曲げ、ペットボトルの輪っかを通して固定する
- プラダン同士を縦につなぐときも輪っかで固定
- 台や椅子に傾斜をつけて乗せれば完成
コツ:ブルーや緑のプラダンを使うと、青竹のような雰囲気が出てとても涼しげです。カーブを作りたいときはプラダンを短くカットしてつなぎ合わせるとうまくいきます。
④ 雨どいで作る流しそうめん台
難易度:★★☆ 費用:1,500〜2,500円程度
ある程度の長さが最初から確保できて、表面がツルツルなのでそうめんがよく流れます。本格感も抜群!
必要なもの
- 雨どい(75mm径、130cm長)× 2本(ホームセンターで800円前後)
- 雨どいの接合パーツ × 1個
- 段ボール × 2枚
- バケツ(出口側の受け用)
- 机や台(傾斜を作る用)
作り方
- 傾斜角度は約4〜5°を目安に設計する
- バケツの高さ(約29cm)と雨どいの長さから逆算して、入口側の机の高さを決める
- 段ボールで支柱を作り、雨どいを安定した高さで固定する
- 出口付近の段ボールは特にしっかり補強する(バケツがいっぱいになったとき、雨どいを動かす必要があるため)
- 食器用洗剤でよく洗い、水が流れるかテスト。OKなら完成!
コツ:新品の雨どいをよく洗えば衛生的に使えます。出口側の台はペットボトルを詰めた段ボールで固めると安定感が増します。
⑤ PPシート(100均)で作るコンパクトな流しそうめん台
難易度:★☆☆ 費用:300円以下
100円ショップのPPシートを使えば、驚くほど低コストで収納もコンパクトな台が作れます。
必要なもの
- PPシート(390×550mm、厚さ0.7mm)× 必要枚数
- 結束バンド
- ホッチキス
作り方
- PPシートを半分の195×550mmに2枚切る
- 2枚を少し重ねてホッチキスで重なっている部分を4か所留める
- 使いたい長さまでつなげていく
- 筒状に丸めて固定すれば、レーンの完成
共通のポイント&よくある失敗
流しそうめんについて気になる点をまとめました。
成功のコツ
- 傾斜は4〜5°が目安。急すぎると食べる前に流れ去り、緩すぎると止まってしまいます
- つなぎ目は上流側が「外側」になるように重ねると水漏れしにくい
- 給水は蛇口やホースがあれば楽。なければペットボトルの底近くに穴をあけた手作り給水器でも代用できます
- そうめん以外にもミニトマトや果物を流すと盛り上がります!
よくある失敗
- 傾斜が足りず水もそうめんも止まってしまう → 台の高さを上げる
- つなぎ目から水が漏れる → ビニールテープをしっかり巻く、重なりを長くする
- 切り口でケガをする → 必ずビニールテープで覆う、子どもだけで作業させない
まとめ:素材別おすすめシーン
| 素材 | コスト | 難易度 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|
| ペットボトル | ほぼ0円 | 低 | 費用をかけたくない・自由研究にも |
| 牛乳パック | ほぼ0円 | 低 | 小さな子どもと一緒に作りたい |
| プラダン | 500〜1,000円 | 中 | カーブや長いレーンを作りたい |
| 雨どい | 1,500〜2,500円 | 中 | 本格的な長さと安定感を求める |
| PPシート | 300円以下 | 低 | コンパクト収納・手軽に楽しみたい |
竹がなくても、身近な素材で十分に流しそうめんは楽しめます。作る過程も夏の思い出のひとつ。ぜひ今年の夏、家族で挑戦してみてください!

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