象印のスチーム式加湿器EE-RU35(2025年9月発売)とEE-RU50(2025年9月発売)の違いを比較しました。
乾燥した部屋での加湿についてのこんな悩みありませんか?
- どちらのサイズが自分の部屋に合ってるの?
- パワー不足で「全然潤わない…」なんてことにならない?
- 暖房を使うと乾燥がひどいけど大丈夫?
- 価格差に見合う違いはあるの?
この記事ではそんな疑問にお答えします。
EE-RU35とEE-RU50の主な違いは、
- タンク容量が0.8L大きい(EE-RU50は3.0L)
- 加湿能力が130mL/h高い(EE-RU50は480mL/h)
- 適用床面積が広い(EE-RU50は木造8畳/洋室13畳まで)
- 本体がひとまわり大きい(高さ4cm差)
- 価格が約3,300円高い
といったものでした。
EE-RU35とEE-RU50の違いを詳しくご紹介しますね。
EE-RU35とEE-RU50の違いを比較
|
項目 |
EE-RU35 |
EE-RU50 |
|
タンク容量 |
2.2L |
3.0L |
|
加湿能力 |
350mL/h |
480mL/h |
|
適用床面積(木造) |
6畳 |
8畳 |
|
適用床面積(洋室) |
10畳 |
13畳 |
|
本体サイズ(高さ) |
27.5cm |
31.5cm |
|
価格(参考) |
約18,480円 |
約21,780円 |
上記は象印加湿器EE-RU35とEE-RU50の比較表です。
EE-RU50のほうがパワフルで広い部屋でも安心!
EE-RU50の加湿能力は480mL/hで、EE-RU35の350mL/hより130mL/h高いです。
「数字だけ見てもピンとこない…」という方も多いと思います。そこで、実際にパワー不足を感じる具体的なシーンをご紹介しますね。
【シーン1】いつまで経っても湿度が上がらない
リビングなどの広い空間(10畳以上)でEE-RU35を使うと、加湿器から出る湿気よりも、部屋の隙間や換気で逃げていく湿気の方が多くなってしまいます。
具体的には…
スイッチを入れて1~2時間経っても、本体のインジケーターが「低湿」から変わらない。
喉のイガイガ感や肌のツッパリ感が解消されず、「これ意味あるのかな?」と感じてしまいます。
【シーン2】暖房のパワーに負けてしまう
冬場にエアコン(暖房)をしっかり効かせると、空気は猛烈に乾燥します。
EE-RU35は、このエアコンによる乾燥スピードに追いつけないことがあります。
具体的には…
エアコンをつけた瞬間、湿度が30%以下まで急落。
EE-RU35をフルパワー(強)で回し続けても、エアコンの風で湿気が相殺されてしまい、加湿器の周辺しか潤っていない状態になります。
【シーン3】強モード固定で音がうるさく水もすぐなくなる
パワーが足りないモデル(EE-RU35)を無理に広い部屋で使うと、常に「強」で運転し続けなければなりません。
具体的には…
本来なら「自動」や「弱」で静かに運転したいのに、いつまでも湿度が上がらないため「強」のゴォーッという沸騰音が止まりません。
その結果、常に全開で動かすことになり、水の減りが異常に早くなります。給水の手間が増えてしまうんですね。
EE-RU35を広い部屋で使うと、「電気代をかけてお湯を沸かし続けているのに、体感の乾燥が改善されない」という、もっとも損な状態になりやすいです。
もし「少しでも広い場所で使う可能性がある」「リビングで使う」という場合は、確実にEE-RU50を選ぶのが正解です。
タンク容量の違いで給水の手間が変わる
EE-RU50のタンク容量は3.0Lで、EE-RU35の2.2Lより0.8L多いです。
タンク容量が大きいと、給水の回数が減るので手間が少なくなります。
夜寝る前に給水すれば、朝まで途中で水がなくなる心配がありません。忙しい朝に給水する必要がないのは嬉しいですね。
適用床面積の違い
EE-RU35は木造和室で6畳、プレハブ洋室で10畳まで対応しています。
一方、EE-RU50は木造和室で8畳、プレハブ洋室で13畳まで対応できます。
ちなみに、和室の方が湿気を吸うため、よりパワーが必要になります。
お部屋の広さと床材(フローリングか畳か)に合わせて選ぶのがポイントです。
本体サイズの違い
EE-RU35は高さ27.5cm、EE-RU50は高さ31.5cmで、約4cmの差があります。
幅と奥行きはどちらも24cm×26cmで同じです。
置き場所が限られている方は、EE-RU35のほうがコンパクトで置きやすいですね。ただし、高さ4cmの差はそこまで大きくないので、性能を優先してEE-RU50を選ぶのもありです。
価格の違い
直販価格は、EE-RU35が18,480円、EE-RU50が21,780円です。
価格差は約3,300円です。
この価格差で、タンク容量が0.8L増え、加湿能力が130mL/h上がると考えると、お部屋の広さに合わせてお得なほうを選べますね。安く買って「パワー不足で使えない…」となるよりは、最初から余裕のあるモデルを選ぶ方が結果的に満足度が高いです。
EE-RU35とEE-RU50の共通点
同じ象印加湿器なので共通点もいくつかあります。
共通点①スチーム式で清潔な蒸気
どちらもスチーム式なので、水を沸騰させてから蒸気を出します。
煮沸することで雑菌の心配が少なく、清潔な蒸気でお部屋を潤せます。
小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えますね。
共通点②フィルター不要でお手入れ簡単
両モデルともフィルターがないので、フィルター掃除の手間がかかりません。
広口容器なので、給水も湯捨ても楽々です。
クエン酸洗浄モードがあるので、溶かしたクエン酸を入れてボタンを押すだけで簡単にお手入れできます。
共通点③3段階の運転モード
「しっかり」「標準」「ひかえめ」の3段階から運転モードを選べます。
乾燥がひどい日は「しっかり」、寝室で静かに使いたいときは「ひかえめ」といったように、シーンに合わせて使い分けられます。
湿度モニターもあるので、お部屋の状態をランプで確認できて便利ですよ。
共通点④トリプル安心設計
どちらも安全面にしっかり配慮されています。
- チャイルドロック:お子さんが触っても安心
- ふた開閉ロック:ふたが簡単に開かない
- 転倒湯もれ防止構造:万が一倒れてもお湯がこぼれにくい
小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えますね。
EE-RU35とEE-RU50おすすめするタイプ
象印加湿器EE-RU35とEE-RU50、どっちをおすすめするかタイプを紹介します。
EE-RU35はこんな人におすすめ
- 6畳~10畳程度のお部屋で使いたい方
- 寝室や個室で使いたい方
- できるだけコンパクトなものが欲しい方
- 価格を抑えたい方
EE-RU35は、寝室やワンルーム、個室で使うのにちょうどいいサイズです。
コンパクトで置き場所を取らないので、一人暮らしの方や、夫婦2人暮らしの寝室にもぴったりです。ただし、10畳以上の広い部屋やリビングで使うと、パワー不足を感じる可能性があるので注意してくださいね。
▼寝室・ワンルームにちょうどいい、コンパクト加湿器▼
EE-RU50はこんな人におすすめ
- 8畳~13畳程度の広いお部屋で使いたい方
- リビングやファミリールームで使いたい方
- エアコン(暖房)をよく使う方
- 給水の回数を減らしたい方
- パワー不足で失敗したくない方
EE-RU50は、広いリビングや家族みんなで過ごす部屋におすすめです。
大容量タンクとパワフルな加湿能力で、給水回数も少なく済みます。エアコン暖房を使ってもしっかり潤してくれるので、家族みんなで安心して使えますよ。
▼リビングをしっかり加湿!大容量モデル▼
EE-RU35とEE-RU50の違いを比較まとめ
象印のスチーム式加湿器EE-RU35とEE-RU50の違いをご紹介しました。
主な違いは、タンク容量、加湿能力、適用床面積、本体サイズ、価格の5つです。
特に重要なのは加湿能力の違いで、広い部屋でEE-RU35を使うと「湿度が上がらない」「暖房に負ける」「強モード固定でうるさい」といったパワー不足を実感することがあります。
寝室や個室(6~10畳)で使うならEE-RU35、リビングや広い部屋(8~13畳)で使うならEE-RU50がおすすめです。
どちらも清潔なスチーム式で、フィルター不要、お手入れ簡単、安全設計という共通点があります。
迷ったら、お部屋の広さより少し余裕のあるEE-RU50を選ぶのが安心です。
「少しでも広い場所で使う可能性がある」「エアコン暖房をよく使う」という方は、確実にEE-RU50がおすすめです。
▼寝室・1Rにちょうどいいコンパクト加湿器▼
▼広い部屋をしっかり加湿なら、迷わずこちら▼



コメント